2011年6月6日月曜日

お月様と太陽

毎月、新月と満月のお知らせを書いていますが、
お月様の神秘的なパワーとは違い、太陽の明るい分かり易いパワーも
私は大好きです。
「お天道様(おてんとうさま)は見ている」と
よくおばあちゃんやおじいちゃんに言われていた私。
そう言われていたからか、太陽はある意味神様だと
大人になった今でも感じている。

太陽神と昔から言われて崇められているのも、
こんなひょんな一言を代々聞いていることからかも・・・。

私が本気で太陽が神であるかも?と実感したのは、
1999年の8月11日。旦那の誕生日でした。
ヨーロッパでの皆既日食だったため、旦那の実家があるイギリスで
見ることを決めて、渡英。
旦那は小学生の時に、既にコレを見ることを楽しみにしていたそうだ。
そのため、一番良く見えると言われた西の端コーンウォール地方まで
わざわざ行って見て来た。

海岸は同じように皆既日食を見ようとする人でいっぱいでした。
日中にもかかわらず、徐々に夕方のように暗くなって、
鳥たちが騒いでいるのを見て聞いて、少し怖くなりました。
そして皆既日食の瞬間、辺りは真っ暗になりました。
その暗闇に包まれた時の恐怖心、
また、その一瞬の瞬間まで太陽が少しでも出ていると
辺りは明るいのだと言う事実。
結構衝撃的でした。
90秒ほどの闇ですが、とても長く感じましたよ。

現代に生きているから皆既日食だと言うことが分かっていますが、
分かっていても恐怖が襲いかかるので、
昔の人はどれだけ怖い想いをしたのだろうと、想いを馳せました。
この体験をすれば、太陽が神であることを実感出来るな〜とも。

次の皆既日食は2012年の11月13日。オーストラリア北部か
南太平洋で見られる様です。

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