2011年8月15日月曜日

若者の死

この夏、野尻で17歳の男の子がくも膜下出血で
この世を去った。
昨晩、彼のメモリアルサービスが
この村の教会で行われた。
子どもたちが毎日泳いでいるビーチを見守る
ライフガードの役もやっていた、
とてもハンサムな好青年。
彼が産まれてから、この世を去るまでの
スライドショーを見て、打ちひしがれた。
17歳と言う若さでこの世を去ることになるなんて、
当の本人も思ってはいなかっただろう。
親御さんの無念さを思うと、胸が締め付けられる。

先日も、元サッカーの日本代表の松田選手が
急性心筋梗塞で亡くなったことが、
ニュースで大きく取り上げられていた。

健康に欠かせない運動習慣には不足のない
しかも若い年齢でも、
突然倒れるということは、
運動不足で年齢を重ねている私たちには
「人ごとではない」という思いを抱かせる。

日本人の死因第一は癌だが、次いで心疾患、脳血管と続く。
心臓も脳も、どちらも血管系の疾患だ。
血管系疾患としてくくると、癌と同じくらいの割合となる。


血管は、血液を身体の各所に行き渡らせ、
全身に酸素や栄養素を届け、老廃物や水分を運ぶ
などの重要な役割をしている。
成人の血管の長さは、地球を2周半にも及ぶ。


血管内で詰まれば梗塞、血管が破裂してしまうと出血。
心臓で詰まれば心筋梗塞、脳で詰まれば脳梗塞と言う。


血管がしなやかで、血液がサラサラであることが
大切である。


サラサラな血液が、しなやかな血管を流れて欲しい人が
一番気をつけた方がよいものは、抗酸化対策。


金属が錆びたり、ゴムが古くなると固くなって
もろくなる現象を『酸化する』と言う。
酸化は人体でも起る。
これを『老化する』と言う。
活性酸素が大量に体内にあると、悪さをすることは
もう既に良く知られていると思うが、
この活性酸素対策がなかなかなされていないのが現実。
抗酸化物質を身体に取り入れることをやって欲しい。


赤ワインのポリフェノールや、お茶のカテキンなど、
今では第7の栄養素とも言われる『ファイトケミカルス』は
体内で『抗酸化物質』として働いてくれる。


喫煙、ストレス、激しいスポーツ、紫外線、電磁波、排気ガス、
加工食品、レントゲン、今話題の放射線などは、
活性酸素発生の原因となる。


出来るだけ活性酸素を発生させない生活の工夫や、
好酸化物質となる食品の摂取が大切だ。



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