2012年6月20日水曜日

ベジタリアン

我家はベジタリアン。
正確に言うと、私はベジタリアンになりきれない菜食主義。月に一度くらいはお肉食べたくなる時がある。外食で食べる(笑)
バリバリのベジタリアンは、パートナーのご主人様。20歳から肉は一切口にしていないらしい。世帯主の主義は、勿論子どもたちに継承されているので、4人の子どもたちは完全ベジタリアンです。


さて、ベジタリアンというと、お肉食べなくて大丈夫?なんて心配されたりしますが、
我家の子どもたちを知っている方ならお分かりのように、身長はしっかり伸びています。
もしかしたら大きい方かも?
我家の子どもたちを観て頂ければ、ベジタリアンが栄養素的に問題が無いと分かってもらえるかな。

さて、最近は少し注目されてきているベジタリアンですが、菜食主義の事です。
『ベジタリアン』と聞くと、お洒落やスタイル的な事が注目されがちな気がする。
健康や動物愛護の観点からも菜食主義はおススメだけれど、知ってもらいたい事は、
世界が菜食主義になると、地球が変わって行くということ。

食は健康問題に直接関与するだけでなく、飢餓や食料問題、地球環境にも大きく関わっている。そこに注目して欲しいと思う。

日本では給食制度が行き届いている。でも、昔のように全部食べなさい!という指導は
もはやない。作って頂いたものを全部食べることは、言われないので、残飯がどっさり出る。この残飯の量を量ったら、どんだけの量になるのだろう?
外食に行っても、食べ残しは多い。コンビニ等では賞味期限キレの商品がどれだけ出るんだろう?過食の先進国の、食べ物の無駄は大量である。
一方、この世の中では、飢餓で死んで行く人も多い。
なんだか矛盾を感じない?

肉が家庭の食卓に並ぶまでの行程で考えてみよう。
牛が牛肉になるまでに、沢山の肥料(穀類)と水が必要だ。アメリカに例えると、家畜のエサとして与えられている穀類は、人間が食べ物として食べたら人口約13億人分だと言われている。
現在、十分な栄養が取れない飢餓人口は9億6300万人と発表されている。
4秒に1人の割合で飢餓が原因で人が亡くなっている現状で、増加の傾向にあるとしても
家畜のエサの13億人分にはほど遠い。
これを人に回したら良くない?

この理由だけでも、ベジタリアンが増えた方がよいと言えない?

他にも、100gの小麦を作るために必要な水が20リットルに比べ、100gの牛肉を生産するのには100倍もの2000リットルの水が必要と言われている。
水不足は世界の戦争の原因になるかも?と言われている中、大切に使うならどっちかは明白なのだ。

まだまだ上げたら切りないんだけど、
そして、ベジタリアンになりなさいなんて言うつもりはないんだけど、
地球のために、そしてアナタ自身のために、
菜食を増やす事は良い事だと知って欲しい。



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