2014年6月23日月曜日

学校での食事から見えたもの

イギリスの代表的な食事と言ったら『フィッシュ&チップス』。
どこに行ってもあるし、外れの無いお食事だと思います。

あまり外れの無いスパゲティで痛い目にあってからと言うもの
イギリスの外食では、この『フィッシュ&チップス』にしています。

さて、今日は子どもたちが学校に通い始めて口々に「やばいよ〜!」
と言っているのが、こちらの食事のこと。


通い始める前に書類をもらいに行った際に渡された、給食の紙には
美味しそうな感じで写真が載っていて、デザートまで付いているために
通い始めたら、給食にする!と言っていた息子たちでしたが、
一向に給食にしたいと言い出さないので聞いてみた。
すると、絶対無理!と口を揃える。

「サラダとメインとサイドとデザートまで付いてるのに?
試しに食べてみたら?」と誘ってみると
「今まで食べている人のを見てるけど、どれも美味しそうじゃ無いし
写真と全く違うものが出ているし、油ギトギトばっかりで
きっと食べたら気持ち悪くなると思う」と返して来た。

へ〜、そうなんだ〜。まぁ、いいけど。

給食は、その日の朝に保護者が事務所に申し込めば、配給される。
勿論、有料で£2〜3くらいだったと思う。

でも、この給食をたべている人は半数もいないらしく、
他はみんなお弁当を持って来ると言う。
どんなものを持ってくるのか聞いたら、殆どがポテトチップスの袋とか
ポップコンーンとかだっていうのだ。
(ちなみに、チップスをイギリスではクリスプ(crisps)って言う。
イギリスでチップスと言うと、フライドポテトが出て来る。)
しかも、お前もポテトチップス持って来いよ!って言われているらしい。

食べ終わった人から、外に出て遊べるから
軽く済ませる子どもたちが多いらしいんだよね。

ランチにポテトチップスって、どうよ?!
どこまでが本当の話しなのか分からないから、毎日同じ質問をしてみる。
そこで判明したのが、先生たちも同じ感じらしい。
上の子の先生は、その日は箱に入ったパスタ。←出来合いのものらしい。
下の子の先生は、袋入りポップコーンだった。
????

我家の日本から持参した弁当箱での弁当は、
珍しがって覗きにくるために、人だかりが出来ちゃうから嫌だという。
校庭に出て早く遊ぶためにも、簡単に食べられるサンドウィッチに
してくれと言う要望で、野菜タップリ入りのサンドウィッチとか
トルティーヤラップとかでバラエティを代えて作っている。

そこで、子どもたちにリサーチをお願いした。
学校の授業中に毎日立ち歩いちゃったり、
注意されると怒って出て行っちゃったりする子のランチが何かを
見て来て欲しいとお願いしてみた。

すると、思った通り、立ち歩きや外に飛び出す子は
毎日ランチにスナックを持って来ているらしい。
報告と共に、「ああ言うお菓子だけ食べてると、
もしかして脳が動かないのかもしれないね?!」と言い始めた。
リサーチを頼まれた息子二人は、気が付いたようだ。

おぎゃー!と生まれて来た、その日から
あなたは口から入るモノであなた自身を作っている。
からだもこころも、全て食べるモノや飲むモノで出来ているのだ。

買い物する時、レジで並ぶと、いつも前の人の買い物カートの中を
興味があってチェックしているが、小さい子どもを持っているお母さんの
カートには、驚くほどのスウィーツがどっさりと入っている。
そのお母さんは、大概とーっても大きいからだをしている。

そうそう、このデブな私が痩せて見えるほど大きいのだ。

英国の素敵な料理人、ジェイミー・オリバー氏は
こう言う現状をみて悟ったんだろうな〜。
イギリスに食育が必要だと。

彼は、ジャンクフードが主流の英国の子どもたちの食生活を変えようと
公立学校の給食改善運動に取り組んだんだけど、
どうもウマく行かなかったようだ。
理由は簡単。ヘルシーとされる給食を注文する生徒が激減したから。
親の意識改革が同時にされないと、難しいんだろうな〜。
今は、オバマ大統領夫人の協力を受けて、アメリカで食育改革に
取り組んでいるみたい。イギリスよりも、世界が影響を受け易いアメリカに
焦点を当てたのかな〜。

彼の取り組みは、本当に素晴らしいと思う。
是非是非、くじけないで頑張って欲しいな〜って思う。
アメリカが一段落したら、再度イギリスで挑戦して欲しいと
思っている。

彼の情熱のこもったスピーチは、是非観てもらいたいです。
ジェイミーオリバー 「子どもたちに食の教育を」




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